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子ども(保育)の生活における環境構成とは①

投稿日:2018年12月12日 更新日:

こんにちは。

子どもの専門家ブログです!

今回は、保育の環境構成、子どもたちの心を揺り動かし、本来持っている能動的な力を存分に発揮することができる環境構成についてお話していきます。

*今回のお話は、保育士としての実体験はもちろんですが、書籍や論文からもかなりの情報を取り入れ作成しています。環境構成に関するものは、非常に多くの情報があり、学ぶことができるので、是非たくさんの書籍や研究を参考にしてみてください。

子どもたちの思考力を伸ばす環境構成とは?

ー子どもたちの主体的で対話的な深い学びを創造するー

環境構成とは、単にお部屋のレイアウトを決めることではなく保育の環境をデザインしていくということです。

子どもたちは、自ら環境に関わると、何かを感じたり、疑問を持ったり、発見をしたりします。

その経験を基盤に、「もっと知りたい」と「もっと関わりたい」という思いを抱きます。

そして、その思いに突き動かされ、関わりを重ねていく中で、多くの学びを得ていきます。

子どもの体験を豊かにする環境

心を揺り動かされる環境があり、その環境に自ら関わることができ、多様性と多角的視点が認められ、共に楽しむ友達や大人がいた時、子どもたちの体験は豊かな物になっていきます。

「環境と出会う」

赤ちゃんの頃から、周りのものにたくさんの刺激を受けています。さまざまなものの方に目を向け「じーっ」と不思議に思っている姿は、好奇心の原型のように見えます。

子どもたちは、身の回りにあるもの全てから、様々に感じ、情報を得て、考え、心を動かしています。

子どもとは本来そのような存在で、子どもの成長において環境が果たす役割は非常に大きいです。環境とじっくり向き合い、関わっていくその時間が子どものこころを豊かにしていきます。

子どもたちの感覚や直感を突き動かすものと出会う環境、そこに身を置き、自分らしく関わることができる生活が大切です。

「自らアプローチをする」

自らアプローチするということは、自分の好奇心や興味を発見した時、自分のペースで、自分の世界の中で手をのばすということです。

そのアプローチの先に、子どもたちの本来持っている能動的な力を存分に発揮し、ものや場、状況、人との出会い、探求的な取り組みに広がっていきます。

「安心できる大人の存在」

子どもたちが一歩を踏み出すためには、安心できる大人の存在が非常に重要です。その子が感じていることを同じように感じようとする大人がいると、子どもは思い切って手を伸ばすことができます。大人の支えがあって初めて、子どもたちの自ら関わる動きが引き出されていきます。

また、反対に大人は子どもたちの行動に制限をする存在にもなってしまうという意味も含まれています。

子どものすぐそばにいる大人が、子どもの気持ちを大切に受け止め、「大丈夫だよ」「やってごらん」と支えることで、子どもたちの好奇心や興味、想像力はどんどん豊かに育っていきます。

「コミュニケーションによる探求と共有」

子どもたちは、独自の視点で自分の世界を感じているので、遊びの中で様々な発見を繰り返していきます。

そして、その発見を友達と共有することによって、その発見はどんどん広がっていきます。

一人の発見が友達の中に広がり、楽しさや嬉しさも広がります。発見を共に驚き、楽しむ仲間がいることで、子どもはさらに環境に働きかけるようになり、探求が深まっていきます。一緒に驚き、一緒に発見していく仲間の存在は、その子の探求を支えていきます。

子どもの可能性を広げる環境構成を構築していくものとは?

上記にお伝えしたプロセスを構築していく要素として

①素材

②外の世界という領域

③本物を知る

④コミュニケーション

の4つがあります。

次回から、この要素についてお話していきます。こちらから→子どもの生活(保育)における環境構成について②

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