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保育実践プログラム クレヨンを使った表現遊び「風を描こう!?風の子マントづくり」

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こんにちは。

子どもの専門家ブログです!

 

クレヨンを使った表現遊び、「風の子マント制作」についてお話します。

保育現場や子どもが何か描く時の道具としてクレヨンはよく使われる画材です。

今回は、クレヨンの感触を楽しむ、クレヨンを使った表現について盛り込みながらご紹介していきます。

準備物

  • クレヨン
  • マントとなる部分の紙や布(素材が軟らかくクレヨンでかけるもの)

*僕は、模造紙などをつかいます。

  • ガムテーム
  • マジックテープ

です。

 

まず、マントを準備します。

(クレヨンで風を描くための台紙がマントになります)

完成図

はこのような感じです。

準備工程

①マントとなる部分の紙や布を、子どもの身体の大きさ(背中の大きさ合わせて切ります)

形は何でも大丈夫です。

②紙を使っている場合は、グシャグシャと丸めて、紙の硬さを少し軟らかくします。

③マントの上部にガムテープ(マントの紐となる)を両側から貼り合わせます。

ガムテープの長さは、子どもの肩にぐるっと巻いた時に丁度良い長さにします。

*この時、両合わせにしたガムテープの端(粘着部分)がはみ出していると、髪の毛にくっついて痛いので、粘着部分のはみ出しがないようにキレイに貼り合わせます。

④ガムテープの両端にマジックテープを張って、台紙は完成です。(ガムテープを肩に巻いた時に、ねじれないよう表裏にマジックテープを張る。)

導入について

次は、導入についてです。

僕がプログラムを行う際は、“マントってなに?”というところからはいります。

アンパンマンやスーパーマンの絵や写真を見せながら

  • マントがどういうものなのか?
  • マントをつけて空を飛んでいること
  • マントが風になびいていることなど を伝えて行きます。
  • 女の子の場合は、プリンセスのドレスのマントなどでも良いかもしれません。

マントのバサッとなるイメージ、風でなびくイメージなどを伝えていきます。

実際に、準備した台紙を始めに触ってもらっても良いかもしれません。

クレヨンを触ってみる。

導入が終わったら、クレヨンを触ってみます。

クレヨンは使用するものによって、油の量が違うので軟らかいものや硬いもの、ねとっとしているもの、べたっとしているものなどなど。

・クレヨンを触ってみてどうか

・力をいれたら、すぐ折れてしまうのか

・手に汚れはつくか

など 触った感触について子どもたちと話していきます。

*この時に子どもの好きな色や子どもの持っている色のイメージについて問いかけても良いかもしれません

クレヨンを使ってみる

感触を楽しんだ後は、実際にマント(台紙)を渡して、クレヨンで描いてみます。

①縦線を描いてみる

②横線を描いてみる

③丸を描いてみる

④クレヨンを折って、太い線を描いてみる

など一緒に描いてみます。

ポイントとしては。④のクレヨンを横に使ったり、半分に折ったりして、太さを変えて描くところです。

クレヨンは基本的に、縦に使い、同じ線の太さでしか描かないイメージですが、横に使ったり、折って大きさを変えると、塗った色にムラが出たり、広い範囲を塗ることができます。

子どもたちに、クレヨンの様々使い方を伝え、表現の選択肢を伝えていきます。

風を描いてみる

線を描くことを楽しんだ次は、いよいよ風を描いていきます。

この時に導入の際に伝えた、マントの絵や写真などを思い出すようにし、

  • マントは、風の力が大事 などの表現を伝えます。

僕がプログラムを行う時に使う、ペープサートがこちらです↓

 

色のついた風のキャラクターを用意して

○赤い風はビューと速い風と動かして⇒赤でビューッっと一緒に描いてみる

○青い風はゆらゆらした風⇒青でゆらゆらと描く

○黄色い風はギザギザの風⇒黄色でギザギザと描く

のように、色と風の表現を子どもと一緒に描いてみます。

いくつかの色を行ってみて、子どもたちの様子を見ながら、

最後は自由に、自分の好きな色で、好きな風を描いていきます。

自由に描いてみる

子どもたちが自由にクレヨンで描きます。

これまでマントや風のイメージを子どもたちに伝えてきましたが、いざ自由に描き出してみると、自分の描きたい絵を描く子がほとんどです。

虫を描いたり、顔を描いたり様々ですが、この時、無理に風を描くよう促さないのがポイントです。

タイトルとしては、「風の子マント」となっていますが、重要なのは、マントを完成させることではなく、クレヨンを使って楽しく表現をすることです。

ですので、子どもたちの描いている表現に素直に言葉掛けや、受容をして、子どもたちの描いている時間を保障していきます。

マントを実際につけ、遊んでみる

クレヨンでの表現が終わったら、実際にマントをつけて遊んでみます。

子どもたちがマントをつけるとすぐに、何かになりきったり、走り回ったりすると思います。

子どもたちがマントをつけた後の遊びを観察して、子どもたちと楽しんでみて下さい。

まとめ

表現活動を行う上で全てに共通することですが、作品の完成像や完成系にひっぱられ、本質の目的からずれないようにすることが大切です。

表現活動は、楽しく表現することが目的なので、上記の行程でいうと「自由に描いてみる」の部分の時間や子どもたちの姿が最重要項目となります。

“マントをつくってみる”というタイトルになっていますが、描いてみた結果「クレヨンで強く描きすぎて台紙がぼろぼろになってしまった」

「完成系がマントではなくなってしまった」というのは、大いにOKです。

さらには、クレヨンは手が汚れるから、色鉛筆やペンが良いといった子どもがいても全然OKです。

描く表現を楽しみながら、子どもの自由な表現を一緒に創ってみてくだい。

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