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大人の世界と子どもの世界が繋がる瞬間 「子どもとアート」を考える

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こんにちは。

子どもの専門家ブログです!

今回は、立川子ども未来センターで行われた、

umumアートラボ

〜保育教育に関わるみなさんと「こどもとアート」を考える研究室〜

に参加してきたので、お話していきます。

umumさんについて

今回参加させて頂いたumum [ウムウム]さんについてです。

固定概念を捨て、感性のおもむくまま自己表現するアートの時間をお届けしています。
おとな向け講座umumアトリエ、子ども向け講座umumこどもアトリエ、保育教育関係者向け講座umumアートラボほかワークショップ等多数開催されています。

umum facebookページ
http://www.facebook.com/umumart.tokyo

保育教育に関わるみなさんと「こどもとアート」を考える

今回は、保育教育に関わるみなさんと「こどもとアート」を考えるということで、保育園関係者の方、教育関係者の方々が参加されていました。

始めにグループセッションということで、

保育関係、教育関係の方のグループに分かれて子どもとアートについての

「現場の課題」

「理想、目標」

についてグループトークをしました。

僕は、保育グループ側で

「現場の課題」については、

・作品をつくることについてどうなのか(出来上がりの完成系、ゴールがあることについて)

→子どもたちに思いっきり表現させてあげるにはどうしたらよいか?

・自分が活動を主導している時にどうしても、大人の主観がはいってしまう

→大人にとっての「もっとこうしたらよくなるのではないか」という感覚と子どもの表現

・活動中の時間や空間、環境をどう保障してあげるか

・苦手意識のある子どもへの関わり方

などがあがりました。

「理想・目標」については、

・その時の子どもの気持ちを表現できる

・安心して自分を表現できる場を提供する

・表現を通して、子どもたちに発見や探求、コミュニケーションにつなげてもらいたい

・ゴールよりは、プロセスを大切にする

・子どもたちの表現を発信していくこと

などが挙げられました。

現場の中で、先生たちが葛藤する部分、「もっと子どもたちにこうさせて挙げたいのに」「日常の中で子どもたちが思いっきり表現できるには?」という所がテーマとなって対話をしました。

まとめとしては、

・作品づくりとは、ゴールではなくプロセスを指すのではないか。

・保育士同士また、保護者との関わりの中でしっかりと共感の意識を持って、

日常と遊びの中で子どもたちが表現できる環境を整える。

・子どもたちが心の動き、体験を表現し、表現していく中で、子どもたち自身が自己肯定感や自己理解など成長できるように

という話となっていきました。

僕としては、プロセスについても、ゴール云々にしても、どんな形でさへ「子どもたちの今」をしっかりと保障していく、

主体性も創造性も子どもたちの気持ちも可能性も、そのような目に見えない子どもの部分を、価値観から環境から理屈から感覚から経験から、しっかりと支えてあげることが、保育士の専門性として大切なのかなと感じました。

子どもの表現の発展、成長には、大人との関わりが必須です。

子どもたちが思いっきり表現するためにも、同僚と、保護者と、子どもとそして作品と対話していくこと、少しずつ少しずつ子どもと一緒に、表現を深めていけたらいいのではないかと感じます。

子どもの表現を体験する

グループワークの後は、話に出た内容の中からテーマをピックアップして、実際に自分たちでアート活動を行いました。

まずは、

「自由に描いてみよう!」

というテーマで、様々な画材と白い紙一枚でアート活動をしました。

実際に自分も子どもたちに「自由に描いてみよう」と言っているので、自分でやってみると、

正直手がとまりました...

「描けない」と思って、描き出すのに時間が掛かりました。

「何をどう描きたいのか」イメージするのが難しかったです。

次に、

テーマを設けてもらって描きました。

「すかすか」「つるつる」「しゃきしゃき」の三つのテーマのうちどれかを表現する。

自分が大人になってしまったのか?子どもたちだったら実際どう表現するのかイメージができないまま、

テーマをもらった方が描きやすかったのが事実でした。

プロセスが大事?×テーマがある方が描きやすい?

体験していく中で、僕自身矛盾が生まれました。

保育士としては、作品のゴールを設定しない方が子どもが表現できると考える

×

実際に体験してみるとテーマがあったほうが描きやすい?

そして、ここが今回の研究会のポイントでもあると感じました。

ある程度の枠組みがあっても子どもは表現を楽しめる?

アート表現の自由ってなに?

と疑問は絶えません。

保育士の専門性としてとても深い部分だと思うので、これからも学びを深めていければと思います。

まとめ

今回、umumさんの研究会に参加して、

価値観と価値観がつながる瞬間の非常に充実した時間であったと同時に、
子どものために。って答えを出すのは難しいけど、見えてくるものは必ずある。

子どもたちの気持ちや感情、そして可能性をどう保証していくか。
主体性とか創造性とか、保育・幼児教育ではよく使われる言葉ですが、
保育士として、子どもの目に見えない部分に関わって、支えていくのは、本当に面白いなと感じました。

子どもたちが思いっきり表現できる瞬間というは、とても素敵な時間。

保育士としてその瞬間を保障できるようこれからも学んでいこうと思います。

また、参加したいです!

保育者の成長=保育の質の向上!!

 

 

 

 

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